50代はがん保険を適切に見直し、老後資金を確保するべき

コラム
老後資金が心配で保険を見直したい人
老後資金が心配で保険を見直したい人

50代になってライフスタイルが変化し、いよいよ老後資金が心配になってきた。がん保険も見直したいけれど、見直し方がよく分からない・・・。

このような疑問・悩みにお答えします。

記事テーマ
  1. 50代が保険を見直すべき理由
  2. 50代でがん保険を見直す際のポイント
  3. 必要な老後資金や老後への備え方について

老後の生活に備え、保険を見直す人が多い50代。とりあえずがん保険に加入してはいるものの、保障内容を改めて確認し適切に見直したい、と考えている人も多いでしょう。

そこでこのページでは、老後資金などに不安を抱いている50代の方に向けて、がん保険を見直すべき理由・見直す際のポイントをご紹介します。また、必要な老後資金や老後への備え方についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

50代ががん保険を見直すべき理由

50代ががん保険を見直すべき理由

がん保険とは、がん治療における通院や入院、手術や投薬が必要になったときに、給付金等によってサポートが受けられる保険のこと。珍しくない病気にもかかわらず、高額な治療費が必要になるので、がん保険は非常に意義のあるものだと言えます。

もちろん、がんにならずに健康を維持し、がん保険の保障サービスを受けないに越したことはありません。しかし、がん保険は、万が一がんになってしまったときの備え、そして日々の安心感を我々にもたらしてくれます。

ただし、がん保険は、ただ加入するだけではなく、必要に応じて見直すことが大切です。では、なぜがん保険を見直すことが大切なのでしょうか?

「50代ががん保険を見直すべき理由」は、主に以下の3つです。

  1. コスパが悪い掛け捨てタイプのがん保険がある
  2. 無駄に保険料を払っている可能性がある
  3. 公的制度でも、ある程度は保障される

それぞれについて、詳しく解説していきます。

コスパが悪い掛け捨てタイプのがん保険がある

一般的に、がん保険は、定期型と終身型の2種類に分かれます。定期型は、歳満了(年齢で保険契約期間が設定される)もしくは年満了(年数で保険契約期間が設定される)の保険です。一方で、終身型のがん保険とは、被保険者が死亡するまで保障が続くような保険のこと。

定期型のがん保険は、「掛け捨てタイプ」であるケースが大半です。掛け捨てタイプのがん保険とは、途中で解約した場合に返戻金が支払われない(払込保険料が戻ってこない)がん保険のこと。その代わり、保険料が比較的安い、という大きな特徴を持っています。

がん保険加入時に、家計の都合上、保険料をできるだけ抑えたい場合は、掛け捨てタイプが最適です。住宅ローンや子どもの学費の負担も考慮し、掛け捨てタイプのがん保険に加入した人も多いでしょう。

しかし、前述の通り、掛け捨てタイプのがん保険は、払込保険料が戻ってきません。保障範囲に該当する事象が起こらずに契約期間が過ぎた場合、それまでに支払ったお金は、ある種の「不必要な出費」だったとも言えるでしょう。

また、契約期間が終了し、契約を更新する場合には、基本的に更新前よりも保険料は高くなります。

ゆえに、個人の状況によっては、掛け捨てタイプのがん保険は、コスパが悪くなる可能性もあるのです。

自身にとってコスパの悪い掛け捨てタイプのがん保険に加入している人は、今すぐに見直すべきでしょう。

無駄に保険料を払っている可能性がある

がん保険に限った話ではありませんが、保険料を無駄に払っている人は多いです。もちろん、万が一何かあったときの備えとして、保険を活用するのは効果的です。特に「がん」は、全ての人にとって無関係な病気ではないので、がん保険に加入すること自体は、何ら間違いではありません。

しかし、より高い保険料を払い、保障内容を充実させることが正解だとは限りません。自分にとって本当に必要な保障内容だけをカバーしていればよいのです。高い保険料を払えば、がんになる確率が下がるわけでもありません。

高額な保険料が家計を圧迫し、少しでも生活を苦しくしているのであれば、改めて保険を見直してみてください。

自身にとって適切な保障内容なのかどうか、貯蓄で賄える部分もあるのではないか、確認してみましょう。無駄に払っている保険料が見つかるかもしれません。

公的制度でも、ある程度は保障される

ご存知の方も多いでしょうが、がん等の病気を患い、入院や通院が必要になった場合、ある程度は公的制度でも保障が受けられます。日本では、「国民皆保険制度」の名の下に、全ての国民が、公的医療保険に加入しています。

そのおかげで、我々は病気やケガで病院にかかったとき、医療費の3割しか負担せずにすんでいます。

また、公的医療保険の「高額療養費制度」というものをご存知でしょうか?高額療養費制度とは、1ヵ月における医療費の自己負担額が一定額を上回った場合に、所定の申請を行うことで、上回った金額分の払い戻しを受けられる制度のこと。

限度額は個人の状況によって異なりますが、高額療養費制度を利用することで、もしも高額な医療費が必要になった場合でも、ある程度はカバーできるわけです。

基本的に、皆さんは、協会けんぽ等の健康保険もしくは国民健康保険に加入しているはずです。自身の公的医療保険の保障内容を確認し、どのような場合にどのような保障を受けられるのか、しっかりと確認しておきましょう。

そもそも、民間の医療保険は、公的医療保険でカバーできない部分を補うために加入するものです。ゆにえ、民間のがん保険は、公的医療保険の保障内容と自身の貯蓄額を考慮しながら選ばなければなりません。

公的医療保険について詳しく理解していない方は、今一度、現在加入しているがん保険を見直してみるべきでしょう。

50代でがん保険を見直す際のポイント

50代でがん保険を見直す際のポイント

皆さんが現在加入しているがん保険は、本当に必要なものでしょうか?保障内容は自分にとって最適でしょうか?貯蓄等で賄える部分はないでしょうか?

上述の通り、無駄な保険料を支払っているケースは多いです。老後の生活をより良いものにするためにも、抑えられる保険料は、しっかりと抑えるべきです。

では、どのようにがん保険を見直せばよいのでしょうか?以下では、「50代でがん保険を見直す際のポイント」について、簡単に解説しています。

保険料と保障内容を徹底比較する

まず、現在自分が加入しているがん保険含め、各種がん保険の保険料と保障内容を徹底比較しましょう。世の中には、様々な種類のがん保険商品が存在します。なるべく多くの種類のがん保険をチェックし、保険料や保障内容を把握してください。そのうえで、自分の理想に最も近いがん保険を選びましょう。

時代の変化とともに、お客さんのニーズも変われば、保険の内容も変わります。また、会社によって、保険内容の特徴やストロングポイントも微妙に変わってきます。保険料の安さを売りにしているがん保険もあれば、保障内容の充実さを売りにしているがん保険もあります。

現在加入しているがん保険と保障内容はほとんど変わらないにもかかわらず、保険料は安いようながん保険が存在する可能性もあるでしょう。

面倒かもしれませんが、将来のために、各種がん保険の保険料や保障内容を徹底比較してください。

診断給付金や通院給付金の有無を確認する

がん保険の保障内容としてチェックしておきたいのが、診断給付金や通院給付金の有無です。診断給付金とは、がんと診断されたときに受け取れる一時金のこと。

受け取れる金額は契約内容によって異なりますが、がんと診断された段階ですぐにまとまったお金が手に入るので、その後の様々な治療に自由に充てることができます。

また、通院給付金とは、がんに関連して通院したときに受け取れる給付金のこと。近年は医療技術の発展により、入院を要さない通院治療が増えています。抗がん剤治療や放射線治療になった場合でも、通院治療になるケースが多いです。

しかし、加入しているがん保険に通院給付金が設定されていなければ、通院治療になったときに保障が受けられません。そのため、もちろん必須ではありませんが、通院給付金が保障内容に入っているがん保険を選びたいところです。

様々な治療パターンに柔軟に対応できる保険を選ぶ

上記で、診断給付金や通院給付金について触れましたが、診断給付金や通院給付金だけに偏っていてもいけません。大切なのは、保障内容のバランスです。

がん治療には様々なケースがあり、どの治療方法を選択することになるか、保険に加入する時点で予測することはできません。そのため、様々な治療パターンに柔軟に対応できる保険を選ぶ必要があります。

保障範囲から外れる治療方法になった場合、当然保障は受けられません。ゆえに、偏った保障内容の保険は、非常に危険だと言えます。

以下は、がん保険における主な保障です。

  • 診断給付金
  • 通院給付金
  • 手術給付金
  • 入院給付金
  • 抗がん剤治療給付金
  • 放射線治療給付金
  • 先進医療給付金

その他にも、様々な保障が存在します。それらのバランスを考え、どのような事態にも柔軟に対応しやすい保険商品を選びましょう。

老後資金に危機意識を持とう

老後資金に危機意識を持とう

ここまでお読み頂いた方は、「がん保険を見直すべき理由」を少しは理解頂いたかと思います。しかし、実際行動に移す人は一握りです。

特に50代はライフスタイルが大きく変化し、老後資金について考え始める人も多いですが、行動する人、しない人の差は「現実を直視」しているかどうかの差です。

保険を見直すということは、老後への備えるための一つの手段でしかありませんが、快適に老後生活を送りたいのであれば、この機会をきっかけに行動に移すことをおススメします。

浮いた保険料は他に回そう

がん保険を見直すべき理由、見直す際のポイントについて解説しました。がん保険の保険料を抑えることができれば、当然、抑えた分のお金を自由に使うことができます。

50代になってライフスタイルが変化し、いよいよ老後資金が心配になってきた方も多いでしょう。月々の保険料が減れば、生活に多少の余裕が生まれ、将来のための貯金も可能になります。つまり、がん保険の見直しは、老後の生活に備えるための第一歩だと言えるのです。

必要なお金を把握し老後に備えよう

では、不自由なく老後の生活を送るためには、どれくらいのお金が必要なのでしょうか?

いくら保険の見直しを行い、保険料を抑えたとしても、必要な老後資金について理解していなければ、しっかりと老後に備えることはできません。

貯蓄額や年金、退職金の計算はもちろん、何にどれくらいのお金が必要なのか、細かく把握しておくべきです。子どもの有無、単身世帯なのか夫婦世帯なのかによっても、必要な老後資金は大きく変わってくるでしょう。

老後の生活に不安のある方や、老後資金について一から学んでみたい方は、セミナーなどに参加してみてください。例えば、ファイナンシャルアカデミーの定年後設計スクールという無料セミナーがおすすめです。

まとめ

老後資金などに不安を抱いている50代の方に向けて、がん保険を見直すべき理由・見直す際のポイントを紹介しました。また、老後への備え方についても触れました。

がん保険を見直し、保険料を抑えることができれば、その分だけ老後の生活に余裕が生まれます。ぜひ皆さんも、快適な老後生活のために、当記事を参考にしながら、がん保険の見直しを行ってみてください。

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