遺品整理は何を残しておくべき?後悔しないために処分しない物まとめ

コラム
残す遺品と処分する遺品が分からない人
残す遺品と処分する遺品が分からない人

これから遺品整理を依頼するけど、後からやっぱり残しておけば良かったって遺品が出てきそう・・・。

このような疑問・悩みにお答えします。

記事テーマ
  1. これだけは残しておくべき遺品
  2. 残す遺品と処分する遺品の選び方
  3. 遺品整理の作業後に「残しておきたい」は可能?
  4. 作業前に家族や親族としっかり確認

これから故人の残した遺品を整理していく上で、「処分していいのか悩む物」がいくつか出てくる可能性があります。

一度処分してしまうと取り戻すことはできないため「悩んだら残しておきましょう」と言う遺品整理業者が多いのですが、実際にはどれも悩んでしまいますよね。

この記事では、遺品整理で本当に残しておくべき遺品と、悩んだときはどうやって決断をすればいいのかなどをご紹介します。

遺品整理で残すものと処分するものの選び方とは?

遺品整理で残すものと処分するものの選び方とは?

思い出の品など、処分に困ってしまうものが遺品整理で出てきたときに、残しておくのか、処分するのかの最終決定をするのは相続者である遺族です。

遺品整理を業者に依頼していても、その遺品の所有者はその段階では相続者であるあなたが決めなければいけません。

冒頭でも触れましたが、遺品整理業者は「悩んだら残しておく」という提案をすることが多くあります。しかし、実際に依頼者の気持ちになったときに、悩んだものを全て残しておくというのは遺品の整理も心の整理もできないため、正確なアドバイスとは言い難いものです。

依頼者であるあなたが大きな家に住んでいて、収納がまだまだ余っているのであれば悩んだものを全て残しておくということも可能です。しかし、そんな大きな家に住んでいる方はごく一部のため、遺品整理の際にはしっかりと残すものと処分するものに基準を作って、「あまり遺品を残しすぎない」ようにするのが大切です。

その基準は人によって異なるので、一概に「これは残してこれは処分しましょう!」と明確には紹介できませんが、遺品整理の前に遺族間でしっかりと話し合って、残すか処分するかの基準を作っておきましょう。

基準を作っておくことで、自分たちで遺品整理をする場合においても、業者に依頼する場合においても、作業のスピードが速くなり、後々たくさん遺品が残ってしまって困ったという状況になりづらくなります。

どうしても遺品整理を行っている間に判断できない、作業終了が近くなって業者が判断を迫ってくる、そんな場合はやはり残しておくのが最適と言えるでしょう。

ただし、その量が多すぎる場合は、自宅にその荷物を置いても問題なく生活できる量まで取捨選択することで、後々困ることも少なくなります。

遺品整理でこれだけは残しておくべきもの

遺品整理でこれだけは残しておくべきもの

処分するものと残すものの基準を作りましょうとご紹介したばかりですが、基本的にどんな場合においても残しておくべきものもいくつかあります。

自分たちで決定した基準はもちろん必要ですが、以下のものは処分しないように気をつける、遺品整理業者に依頼するのであれば残しておくように依頼しましょう。

多くの遺品整理を行っている信頼できる業者であれば、何も言わなくても残しておいてくれるような「業界では当たり前のこと」です。しかし、作業実績のない業者やいわゆる悪徳業者は、依頼者に相談することなく処分、もしくは転売して自分たちの利益にしようと考えていることがありますので、見積もりや作業前にしっかりと以下のものは残してくれと伝えましょう。

その1:現金・通帳・有価証券

まず大前提ではありますが、現金や通帳、有価証券といった「相続に関係するもの」は確実に残しておきましょう。

遺品整理で出てきた現金はそのまま財布に…という方が多いですが、遺品整理中に出てきた現金ももちろん相続の対象ですので、しっかり管理しなければいけません。

通帳も「全て確認したからもう大丈夫」とおっしゃる方がたくさんいらっしゃいますが、中には親族誰も把握していなかった銀行口座に多くの貯蓄があったということもあります。繰越済みのものも合わせて一度全て残しておいて、しっかりと確認してから個人情報の扱いに気をつけて処分するようにしましょう。(銀行などに持ち込んで処分してもらうことは、原則できません)

株式や債券、手形などの有価証券も相続の対象ですので、確実に残しておくようにしましょう。

その2:身分証

遺品整理を行う段階である程度の必要な手続きは終わっていることが多いですが、その後の手続きなどで故人の身分証が必要なケースがあります。

身分証を処分してしまっても個人の戸籍謄本などを請求すれば代用できることがほとんではありますが、時間と手間がかかってしまいますので、身分証は残しておきましょう。免許証や住基カード、保険証が残っていれば十分に故人の身分を証明できます。

また、電気・ガス・水道といった公共料金の請求書、領収書を合わせて提示しなければいけないケースもありますので、いくつか残しておきましょう。

その3:賃貸借契約書や土地の権利書(登記簿謄本)

故人が賃貸物件に住んでいた場合は賃貸借契約書、持ち家だった場合には土地の権利書や戸籍謄本など、自宅に関する書類もしっかりと残しておきましょう。

基本的には処分してしまっても再発行可能ですが、契約の本人ではなく代理人としての請求になるため通常よりも手間と時間がかかってしまいます。

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処分する前にしっかり確認したい遺品

処分する前にしっかり確認したい遺品

続いて、必ず残しておくべきではありませんが、処分する前にしっかりと確認しておきたい遺品をご紹介します。

その1:売却するとお金になるもの

新しい家電製品やコレクション、お酒や貴金属など、売却するとお金になりそうなものは処分せずに買取業者に査定をお願いしましょう。

遺品整理業者でも遺品の買取が可能なことが多いので、見積もりまでに見つかった売却できそうなものは見積もり時に、作業中に出てきたものは作業終了時に買取の査定をお願いしましょう。

作業代金から相殺して決済することが多いですが、作業代金よりも買取の査定額が上回った場合ですと、お金が遺品整理業者からもらえることもあります。

ただし、査定の知識を持っていない、その場で料金相場を調べないことも多く、遺品整理業者の買取価格の提示に納得行かない場合は、買取専門の業者に査定依頼を行うのも一つの手です。

また、貴金属などが作業中に出てきたにもかかわらず、依頼者に黙って持ち帰る「違法業者」も中にはいますので、遺品整理の作業は確実に立ち会うことをおすすめします。

その2:レンタル・リース品

故人本人の所有ではなく、業者からレンタル・リースしているものは返却しなければいけませんので、処分してはいけません。

よくあるレンタル・リース品としては以下のような物があります。

  1. ケーブルテレビのチューナー(J:COMやスカパー)
  2. Wi-Fiのモデム
  3. 掃除道具(ダスキンなど)
  4. 介護用ベッド(電動式の物が多い)
  5. 車椅子
  6. 会社から支給されているパソコン

もしこれらが遺品整理の際にありましたら、業者の名前や電話番号が記載されているはずですので、連絡をして返却の手続きを行いましょう。

その3:写真・アルバム

写真やアルバムは遺品整理の際に処分を悩む方が非常に多い遺品です。

量が多くなければそのまま保存しておくことをおすすめしているのですが、あまりにも量が多い場合にはいくつか選んでいただき、残りは処分することが多いです。

最近では、写真をスキャナーでデジタル化し、クラウドサービス(iCloudやGoogleドライブなど)でいつでも写真を見られるようにする方も多くなっています。

量が多い場合には業者に依頼することも可能ですので、ぜひご検討ください。

遺品整理で残した遺品を処分するにはどうする?

遺品整理で残した遺品を処分するにはどうする?

遺品整理を業者に依頼し、「悩んだものは残しておきましょう」と言われて処分せずに残したものの、その後やはり処分することになった場合、多くの場合は自分で処分することになります。

しかし、写真の入っているアルバムなどをそのままゴミの日に出して処分するのは心が痛みますよね。

そこでおすすめの方法が、遺品整理の作業の際に「後で処分することになったらお送りするので供養していただけますか?」などと相談して、遺品整理業者に処分してもらう方法です。

写真などの気持ちがこもって供養してもらいたいものはきちんと供養してもらい、そのほかのあまり大きくないものはそのまま処分してもらうようにお願いするのがおすすめです。

あまりに荷物が多く、大きな遺品がない限りは、料金の支払いなしで快く受けてくれる遺品整理業者が多いです。

元々は処分する荷物として荷物を量っていますので、宅急便の元払いで郵送すれば遺品整理業者としてもあまり負担になることはありません。

残した遺品を後々処分することになりそうな場合は、まず相談だけでもしておきましょう。

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遺品整理業者の作業後に「やっぱり残しておきたい」は可能?

遺品整理業者の作業後に「やっぱり残しておきたい」は可能?

残すか処分するかを迷った結果、処分することを選んで、遺品整理の作業が終了した後に「やっぱり残しておきたい」と後悔して、遺品整理業者に問い合わせをする方がいらっしゃいます。

作業終了後すぐであれば処分場までも到着していないので、取り戻すことができるかもしれませんが、1〜2時間でも経過していればすでに処分場へ持ち込んでしまっている可能性があります。

また、処分場へ向かうトラックの最初の方に積んで荷物を下ろすことができない場合は、全て荷物を一度下ろして返却希望の遺品を見つけ出し、もう一度荷物を積み直すことになるので、断られることもあります。

処分場へ向かわないトラックの場合や、一度全ての荷物を持ち帰る業者であれば返却可能な場合はありますが、原則として作業終了後に遺品を取り戻すことはできないと考えておいた方がいいでしょう。

まとめ

遺品を一度処分してしまうと取り戻すのは非常に困難なため、残すのか処分するのか、判断は慎重に行いましょう。ただし、あまりに多くの遺品を残してしまうと、荷物の整理も心の整理もできていないということになりかねません。

今回ご紹介した、残しおきたいものと自分の中で「これだけは」と思うものに絞って、遺品整理で残すものを選択しましょう。

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